2008年01月29日
体験談 ~支援者の立場から~5
私は保育士をしていますが、どうやって気付いて無い親ごさんに分かってもらうかって言う事で悩んでいます。「障害」と言う言葉の響きが保護者に受け入れられないのだと思いますが発達障害の存在を知り子供の特徴を理解する事で親も子供も色々な意味で楽に成れるのにと思い悩んでいます。(保育士I・Y)
2008年01月29日
体験談 ~支援者の立場から~4
ときどき、子育ては誰でも大変なのだから、障害児の親だけが特別ではないという声を聞くことがあります。確かに子どもを育てることは大変です。でも障害を持った子どもの場合は、その子が将来、どのように育っていくのか、まったく見通しが持てないという切実な問題があります。障害の内容にもよりますが、言葉を持たない子であれば、親子の会話が成立しにくいし、表情がない(少ない)子であれば、笑顔を返してくれない。育児中に子どもからのうれしい反応が返ってこないのは、親として、とても苦しい、つらいことでしょう。誰でも大変、だけれど、もっと大変、だということを、周りの親にも理解してもらうことが大切だと思います。
2008年01月29日
体験談 ~支援者の立場から~3
福祉課などに相談窓口はありますが、我が子に障害があるかもしれない、いやそんなはずはないと今にも心がくじけそうになっているお母さんにとって、そこへ出かけていくには相当の勇気が必要になります。もっと身近で、気軽に行ける場所、同じ思いを他のお母さん方と共有しあえる場をつくる必要があると思います。
2008年01月29日
体験談 ~支援者の立場から~2
障害児、または育てにくさを持った子どもの親、特に母親は、そのような子どもを産んでしまった自分に何か問題があったのかもしれないとか、自分のしつけが悪いからだとか、いろいろな自責の念にかられることが多いようです。
夫や自分の親でさえ、時として自分を責める心ない発言を浴びせてくることも決して少なくはありません。そんなお母さん達が不安な気持ちを伝え合い、ときには先輩ママから体験談を聞くことで、自分だけではないのだ、他にも同じ悩みを持っている人がいるのだと気づける場所があれば、ずいぶん心が軽くなることでしょう。そんな場所が、生活地域の中にあることが大切ではないかと思っています。
夫や自分の親でさえ、時として自分を責める心ない発言を浴びせてくることも決して少なくはありません。そんなお母さん達が不安な気持ちを伝え合い、ときには先輩ママから体験談を聞くことで、自分だけではないのだ、他にも同じ悩みを持っている人がいるのだと気づける場所があれば、ずいぶん心が軽くなることでしょう。そんな場所が、生活地域の中にあることが大切ではないかと思っています。
2008年01月29日
体験談 ~支援者の立場から~1
障害児とその家族への余暇支援活動を続けている時、いつも心のどこかに、障害児の親でもない人間に、その家族の苦しみが本当にわかるのだろうか?という不安を持っていました。でもある時、40年以上にわたって親子支援を続けてこられた大先輩からの次のひと言で、迷いが消えました。
「他人の苦しみをすべてをわかることなど、誰にもできません。でも、わかりたい、わかろうとする気持ちを持っている人間がここにいますよと伝えることで、それが相手の心にも響くのではないでしょうか?」
「他人の苦しみをすべてをわかることなど、誰にもできません。でも、わかりたい、わかろうとする気持ちを持っている人間がここにいますよと伝えることで、それが相手の心にも響くのではないでしょうか?」
2008年01月29日
体験談 ~親の立場から~5
●子どもの学年:小学6年生●診断時期:小学1年生●診断結果:グレーゾーン
うち子が小1の時に専門機関に相談した時、発達障害の判断基準は「生活に支障があるかどうか」だと言われました。確かに困る事は多いのだけど、生活できない程でもないし.. と、グレーゾーンのまま、現在小6です。親から見るといいところもあるし、年々確実に成長していると思うのですが、小1~5年の間は「生活習慣が身につかない」「集中力にムラがある」など、担任には一度も褒めてもらえませんでした。
ところが6年になった時「クラスで一番注目の上昇株だ」と、はじめて担任にいい事を言ってもらい、それを励みにずいぶん勉強をがんばる事ができました。2学期末の面談でも、とても評価してもらえたのですが、同時に「精神的に他の子と比べてとても幼く、行動に特異なところもあるので、中学生になったらいじめられるかもしれない。もしいじめられても、しっかり自分を持ち続けていられるように、もっと成長しなくては」とも言われました。厳しくもしっかりと個人を見て、評価してくれた先生に感謝です。
よく子どもには「アンタは磨けば光る玉、でも磨かないと光らないから、うんとガンバレ!」とおだてたり、けなしたりしていますが、実はこれは本心です。いつかどこかで天才的な才能が花開けばいいなぁ、と結構期待しています。(小6の母)
うち子が小1の時に専門機関に相談した時、発達障害の判断基準は「生活に支障があるかどうか」だと言われました。確かに困る事は多いのだけど、生活できない程でもないし.. と、グレーゾーンのまま、現在小6です。親から見るといいところもあるし、年々確実に成長していると思うのですが、小1~5年の間は「生活習慣が身につかない」「集中力にムラがある」など、担任には一度も褒めてもらえませんでした。
ところが6年になった時「クラスで一番注目の上昇株だ」と、はじめて担任にいい事を言ってもらい、それを励みにずいぶん勉強をがんばる事ができました。2学期末の面談でも、とても評価してもらえたのですが、同時に「精神的に他の子と比べてとても幼く、行動に特異なところもあるので、中学生になったらいじめられるかもしれない。もしいじめられても、しっかり自分を持ち続けていられるように、もっと成長しなくては」とも言われました。厳しくもしっかりと個人を見て、評価してくれた先生に感謝です。
よく子どもには「アンタは磨けば光る玉、でも磨かないと光らないから、うんとガンバレ!」とおだてたり、けなしたりしていますが、実はこれは本心です。いつかどこかで天才的な才能が花開けばいいなぁ、と結構期待しています。(小6の母)
2008年01月29日
体験談 ~親の立場から~4
●子どもの学年:中学1年生●診断時期:3歳●診断結果:自閉症
娘は現在、地域中学校特別支援学級の1年生です。知的障害を伴う自閉症と診断されたのは満3歳の時です。小学校入学と同時期にたんぽぽの会に入会し、知的障害は軽度でも、自閉症の部分に焦点を当てて支援していくことの大切さを学びました。
娘の生きづらさは、勉強ができないことでなく、コミュニケーションの困難さと普通圏大多数の人との感覚の違いにあります。今後控える就労でも目に見えないこの部分が問題です。「発達障害があります」と伝えれば必要なサポートを受け、就労し、収入を得て、余暇を楽しみ、生涯、自尊心を持って生きていける社会になることを願っています。(中1女の子の保護者)
娘は現在、地域中学校特別支援学級の1年生です。知的障害を伴う自閉症と診断されたのは満3歳の時です。小学校入学と同時期にたんぽぽの会に入会し、知的障害は軽度でも、自閉症の部分に焦点を当てて支援していくことの大切さを学びました。
娘の生きづらさは、勉強ができないことでなく、コミュニケーションの困難さと普通圏大多数の人との感覚の違いにあります。今後控える就労でも目に見えないこの部分が問題です。「発達障害があります」と伝えれば必要なサポートを受け、就労し、収入を得て、余暇を楽しみ、生涯、自尊心を持って生きていける社会になることを願っています。(中1女の子の保護者)
2008年01月29日
体験談 ~親の立場から~3
●子どもの学年:中学1年生●診断時期:●診断結果:
私は三男の本当の意味で発達障害に気付くまでは先生や検診で言われてもなかなか自分の子供は大丈夫って思いたい心理があり受け入れる事が出来ませんでした。そのため自分の躾が悪いのだと思い虐待と言えるほどの事を子供にしてきた事を悔やんでいます。もっと早くわかってあげる事が出来たら・・・。
今では夫も担任とも子供の特徴を理解し障害を含めてこの子を認める事が出来るようになりました。また、私達が理解してあげている事で子供のパニックもほとんど無くなってきました。(中1母S・A)
私は三男の本当の意味で発達障害に気付くまでは先生や検診で言われてもなかなか自分の子供は大丈夫って思いたい心理があり受け入れる事が出来ませんでした。そのため自分の躾が悪いのだと思い虐待と言えるほどの事を子供にしてきた事を悔やんでいます。もっと早くわかってあげる事が出来たら・・・。
今では夫も担任とも子供の特徴を理解し障害を含めてこの子を認める事が出来るようになりました。また、私達が理解してあげている事で子供のパニックもほとんど無くなってきました。(中1母S・A)
2008年01月29日
体験談 ~親の立場から~2
●子どもの学年:小学2年生●診断時期:小学1年生●診断結果:診断名なし
※「言語性、動作性、全検査」の項目でIQ(群指数)の指標が示してありました。うちのこの場合は手先が不器用で今後漢字の習得が困難になる可能性があるということでした。学習面で先生が今後もフォローしてくださるようです。また、視覚的な記憶が苦手なため、耳からの情報を重視して伝えるようにとのアドバイスもあり、大変助かりました。
我が子の場合、小さい頃から「元気な子」で、気が散る、かんしゃくを起こすなどの行動に手を焼いていました。小学校に上がってから学校の先生とお話して、専門の先生にテストをしていただくことに。「発達障害」という言葉は雑誌などで知っていましたが、テストを受けること自体に初めはショックでした。でもそのテストは「発達障害」という病名をつけることが目的ではなく、子供の得意分野、不得意分野を理解するためのものだったので、受けて本当に良かったと思います。
私自身、しつけのためと思って必要以上に叱る事が減り、学校の先生も子供の特性を理解し、適切な対応や学習方法を指導して下さるようになりました。今後は子供の気になる行動を心情理解したうえでフォローして、ワクワクするような隠れた才能を導き出してあげられたらな・・・と思っています。
※「言語性、動作性、全検査」の項目でIQ(群指数)の指標が示してありました。うちのこの場合は手先が不器用で今後漢字の習得が困難になる可能性があるということでした。学習面で先生が今後もフォローしてくださるようです。また、視覚的な記憶が苦手なため、耳からの情報を重視して伝えるようにとのアドバイスもあり、大変助かりました。
我が子の場合、小さい頃から「元気な子」で、気が散る、かんしゃくを起こすなどの行動に手を焼いていました。小学校に上がってから学校の先生とお話して、専門の先生にテストをしていただくことに。「発達障害」という言葉は雑誌などで知っていましたが、テストを受けること自体に初めはショックでした。でもそのテストは「発達障害」という病名をつけることが目的ではなく、子供の得意分野、不得意分野を理解するためのものだったので、受けて本当に良かったと思います。
私自身、しつけのためと思って必要以上に叱る事が減り、学校の先生も子供の特性を理解し、適切な対応や学習方法を指導して下さるようになりました。今後は子供の気になる行動を心情理解したうえでフォローして、ワクワクするような隠れた才能を導き出してあげられたらな・・・と思っています。
2008年01月28日
体験談 ~親の立場から~1
●子どもの学年:中学3年生●診断時期:未受診●診断結果:なし
多動性注意欠陥(ADHD)ではないかと疑ったのは、5歳あたりの頃です。その傾向が一番ひどかったのが、小学校低学年頃でした。学校の先生に「うそばかりつく。」、「いくら注意してもそれが心まで届かない」と言われました。彼は、家の外での話の内容が理解しにくかったようです。うまく意思伝達ができないことから、友達との間に誤解が生じたりしました。あらゆるところでトラブルを起こし、親から見ればものすごく心配でした。
そこで、「でもね。」と私は考えました。ここが分岐点だったように思います。ADHDだったとしても、彼の個性だから、その生き方を尊重しようと、心豊かに育てようと決めました。彼が理解しにくいことは、何度も何度も説明して、彼からの話も聞きながらとりあえず、自分の言葉で、相手に伝えられる器量をつけようとずっとやってきました。親がまっすぐに彼と向き合えば、彼もまっすぐにむかってきてくれるだろうと、今までやってきました。
きっと彼が成人するまで、その作業はかかるでしょう。でも、今15歳の彼は、その甲斐あってか、学校生活の中で普通にやっていけます。
多動性注意欠陥(ADHD)ではないかと疑ったのは、5歳あたりの頃です。その傾向が一番ひどかったのが、小学校低学年頃でした。学校の先生に「うそばかりつく。」、「いくら注意してもそれが心まで届かない」と言われました。彼は、家の外での話の内容が理解しにくかったようです。うまく意思伝達ができないことから、友達との間に誤解が生じたりしました。あらゆるところでトラブルを起こし、親から見ればものすごく心配でした。
そこで、「でもね。」と私は考えました。ここが分岐点だったように思います。ADHDだったとしても、彼の個性だから、その生き方を尊重しようと、心豊かに育てようと決めました。彼が理解しにくいことは、何度も何度も説明して、彼からの話も聞きながらとりあえず、自分の言葉で、相手に伝えられる器量をつけようとずっとやってきました。親がまっすぐに彼と向き合えば、彼もまっすぐにむかってきてくれるだろうと、今までやってきました。
きっと彼が成人するまで、その作業はかかるでしょう。でも、今15歳の彼は、その甲斐あってか、学校生活の中で普通にやっていけます。
2008年01月28日
第29回 特別支援教育における医療の役割について~はじめに~
医学では、その人が属する家庭や集団(子どもであれば学校など、大人であれば職場など)において働いたり人とつきあったりといった健康な生活ができない、あるいはできない可能性が高い場合に障がいと診断します。発達障がいも同じような基準で診断されます。通常学級に在籍していて、誰しもが多少は持っている特徴が際だっているため、集団に適応できていないあるいは自立に必要な経験を積むことができない可能性が高い場合に障がいと判断します。具体的には、幼稚園や小学校で、活動に参加できなかったり、学習、運動や生活習慣が身につきにくく、後に不登校、引きこもり、抑うつや反社会的行動などといった問題を生じる可能性が高い子ども達です。
もちろん昔からいた子どもたちで、以前は、地域や公教育の中で現在よりはるかに高率に自立を成し遂げていたはずです。今日、日本では、100万人以上の人たちが引きこもり、不登校は増え続けており、さらにその不登校や引きこもりの半数が発達障がいではないかといわれています。このことから、発達障がいの基本的な治療が、医学的なものではなく、家庭、保育・教育現場を中心とした地域のあり方を見直すことが重要で、地域での子育て支援が大切であることを示していると思われます。決して病院で診断を受けお薬を飲むことだけが治療ではないのです。 (2007/12/1びぃめ~る59号 小児神経科医 宇野正章)
もちろん昔からいた子どもたちで、以前は、地域や公教育の中で現在よりはるかに高率に自立を成し遂げていたはずです。今日、日本では、100万人以上の人たちが引きこもり、不登校は増え続けており、さらにその不登校や引きこもりの半数が発達障がいではないかといわれています。このことから、発達障がいの基本的な治療が、医学的なものではなく、家庭、保育・教育現場を中心とした地域のあり方を見直すことが重要で、地域での子育て支援が大切であることを示していると思われます。決して病院で診断を受けお薬を飲むことだけが治療ではないのです。 (2007/12/1びぃめ~る59号 小児神経科医 宇野正章)
2008年01月28日
第28回個別の指導計画について
特別支援教育における最も重要なキーとなる個別の指導計画についてお話しします。
文科省の定義では、「個別の指導計画とは,学校の教育課程や指導計画を児童生徒一人一人の教育的ニーズに対応して,個々に応じた指導目標や指導内容・方法を記述したもの」ということになります。イメージとしては、医療におけるカルテと考えていただくとわかりやすいと思います。カルテは、病気をお持ちの患者さんの不安や願いといった思い、医師の診察や検査から得られたデータ、そして治療計画と治療の効果について文章化されたものです。そして、主治医が変ったり患者さんが転院された場合も基本的には引き継がれていくものです。
教育においても、保護者の方の願い、子どもさんの発達検査などのデータ、指導の手だてとその効果を個別の指導計画に記載するものです。担任の先生が変ったり進学しても、教育と保護者の方が共通理解ができ、学校間で引き継ぐための資料にもなるものです。最終的には、社会的自立の困難な子どもさん達の課題を克服するための教育のカルテといってもいいでしょう。 (2007/10/1びぃめ~る58号 小児神経科医 宇野正章)
文科省の定義では、「個別の指導計画とは,学校の教育課程や指導計画を児童生徒一人一人の教育的ニーズに対応して,個々に応じた指導目標や指導内容・方法を記述したもの」ということになります。イメージとしては、医療におけるカルテと考えていただくとわかりやすいと思います。カルテは、病気をお持ちの患者さんの不安や願いといった思い、医師の診察や検査から得られたデータ、そして治療計画と治療の効果について文章化されたものです。そして、主治医が変ったり患者さんが転院された場合も基本的には引き継がれていくものです。
教育においても、保護者の方の願い、子どもさんの発達検査などのデータ、指導の手だてとその効果を個別の指導計画に記載するものです。担任の先生が変ったり進学しても、教育と保護者の方が共通理解ができ、学校間で引き継ぐための資料にもなるものです。最終的には、社会的自立の困難な子どもさん達の課題を克服するための教育のカルテといってもいいでしょう。 (2007/10/1びぃめ~る58号 小児神経科医 宇野正章)
2008年01月28日
第27回特別支援教育における地域・学校間格差について
特別支援教育の対象となる子どもが占める割合は、地域により本来大きな違いはないにもかかわらず、地域間・学校間・学校内(クラス間)の対応の格差が顕著に認められます。この原因について考えてみますと、ハードだけでなくソフト面の問題も大きく影響をしているようです。
このことについて、学校・地域レベルで考えてみますと、
学校レベルでは、
(1)生徒数に対する先生の数の問題
(2)先生の情熱
(3)先生の技術的な問題
などですが、さまざまな学校の状態を見ていますと、とりわけ校長先生の資質によるところが大きいと思われます。
地域としては、
(1)人と人のかかわりの希薄さなどといった地域社会のありかた
(2)福祉、保健および教育行政のスタンス
と言ったところでしょうが、進んでいる地域では、行政のトップが特別支援教育に理解があり、中心となる専門家が行政の中心にいて、子どもを地域で支えるシステムが構築されています。
いずれにせよ、『専門性・情熱・トップの理解』がある県・市町・学校は実績を上げていると言えます。保護者や現場の先生たちの意識は高まってきていますし、専門性の高い先生の数も充実してきた現状から、つきつめていえば、地域間・学校間格差は行政のトップ、学校内格差は校長先生のあり方にかかっているといっても過言ではありません。地域の人たちがそれぞれの立場で自分たちの問題と考え行動することだけではなく、困っている子ども・担任・学校・地域を支える仕組みやルールをつくるには、滋賀県の各組織のトップの方達のあり方が問われているといえるでしょう。 (2007/8/1びぃめ~る57号 小児神経科医 宇野正章)
このことについて、学校・地域レベルで考えてみますと、
学校レベルでは、
(1)生徒数に対する先生の数の問題
(2)先生の情熱
(3)先生の技術的な問題
などですが、さまざまな学校の状態を見ていますと、とりわけ校長先生の資質によるところが大きいと思われます。
地域としては、
(1)人と人のかかわりの希薄さなどといった地域社会のありかた
(2)福祉、保健および教育行政のスタンス
と言ったところでしょうが、進んでいる地域では、行政のトップが特別支援教育に理解があり、中心となる専門家が行政の中心にいて、子どもを地域で支えるシステムが構築されています。
いずれにせよ、『専門性・情熱・トップの理解』がある県・市町・学校は実績を上げていると言えます。保護者や現場の先生たちの意識は高まってきていますし、専門性の高い先生の数も充実してきた現状から、つきつめていえば、地域間・学校間格差は行政のトップ、学校内格差は校長先生のあり方にかかっているといっても過言ではありません。地域の人たちがそれぞれの立場で自分たちの問題と考え行動することだけではなく、困っている子ども・担任・学校・地域を支える仕組みやルールをつくるには、滋賀県の各組織のトップの方達のあり方が問われているといえるでしょう。 (2007/8/1びぃめ~る57号 小児神経科医 宇野正章)
2008年01月28日
第26回 今年から始まる特別支援教育
文部科学省の定義では、「特別支援教育」とは、障害のある子どもの自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するという視点に立ち、一人ひとりの教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上のしんどさを改善するため、適切な指導や必要な支援を行うことです。つまりLD、ADHD、高機能自閉症やアスペルガー障害をはじめとした学習、運動、集団行動や対人関係が苦手といった子どもたちへの対応が通常学級を中心として始まるということです。
具体的には、すべての学校に中心となる特別支援教育コーディネータという先生がいて、課題のある子どもさんの対応を校内委員会で検討し、専門の臨床心理士などの助言を得ながら、学校での具体的な手だてを保護者とともに考え実行し検証することです。滋賀県内のすべての小・中学校はこの体制がスタートしましたが、地域・学校間格差が大きいのが現状です。そのあたりについては次回お話ししたいと思います。 (2007/6/1びぃめ~る56号 小児神経科医 宇野正章)
具体的には、すべての学校に中心となる特別支援教育コーディネータという先生がいて、課題のある子どもさんの対応を校内委員会で検討し、専門の臨床心理士などの助言を得ながら、学校での具体的な手だてを保護者とともに考え実行し検証することです。滋賀県内のすべての小・中学校はこの体制がスタートしましたが、地域・学校間格差が大きいのが現状です。そのあたりについては次回お話ししたいと思います。 (2007/6/1びぃめ~る56号 小児神経科医 宇野正章)
2008年01月28日
第25回 インリアルアプローチについて
ことばの教室などでよく用いられるコミュニケーションの遅れのある子どもさんに対する治療的アプローチの方法の1つです。私たち大人にとっても有効なコミュニケーションスキルとして示唆に富んだ方法でもあります。以下簡単に箇条書きでご紹介します。
1インリアルによる指導の目的と方法
1)子どものコミュニケーション力をつけていくための具体的なことばの指導
2)子どもの心を開き、現在もっている力を十分に発揮させる手助けをする指導者を育て、また、その質を高めること
2大人の基本姿勢:SOUL
1)silence:子どもを静かに見守る
2)observation:子どもの興味や遊び方を観察する
3)understanding:子どもの気持ちや発達のレベルを理解する
4)listening:子どもの言葉に耳を傾ける
3発達段階に応じた基本的な反応の仕方
1)ミラリング:子どもの行動をそのまま真似る
2)モニタリング:子どもの音声や言葉をそのまま真似る
3)パラレルトーク:子どもの行動や気持ちを言語化する
4)セルフトーク:大人自身の行動や気持ちを言語化する
5)リフレクティング:子どもの言い間違いを正しく言って聞かせる
6)エキスパンション:子どもの言葉を意味的・文法的に広げて返す
7)モデリング:子どもの話題に沿いながら言葉の使い方や対話の進め方についてモデルを示す。
詳しくお知りになりたい場合は、http://www.mdd-forum.net/training01.htmlを参考にしていただければと思います。
次回からは、平成19年度から始まる滋賀県の特別支援教育の現状と課題についてお話ししたいと思います。 (2007/4/1びぃめ~る55号 小児神経科医 宇野正章)
1インリアルによる指導の目的と方法
1)子どものコミュニケーション力をつけていくための具体的なことばの指導
2)子どもの心を開き、現在もっている力を十分に発揮させる手助けをする指導者を育て、また、その質を高めること
2大人の基本姿勢:SOUL
1)silence:子どもを静かに見守る
2)observation:子どもの興味や遊び方を観察する
3)understanding:子どもの気持ちや発達のレベルを理解する
4)listening:子どもの言葉に耳を傾ける
3発達段階に応じた基本的な反応の仕方
1)ミラリング:子どもの行動をそのまま真似る
2)モニタリング:子どもの音声や言葉をそのまま真似る
3)パラレルトーク:子どもの行動や気持ちを言語化する
4)セルフトーク:大人自身の行動や気持ちを言語化する
5)リフレクティング:子どもの言い間違いを正しく言って聞かせる
6)エキスパンション:子どもの言葉を意味的・文法的に広げて返す
7)モデリング:子どもの話題に沿いながら言葉の使い方や対話の進め方についてモデルを示す。
詳しくお知りになりたい場合は、http://www.mdd-forum.net/training01.htmlを参考にしていただければと思います。
次回からは、平成19年度から始まる滋賀県の特別支援教育の現状と課題についてお話ししたいと思います。 (2007/4/1びぃめ~る55号 小児神経科医 宇野正章)
2008年01月28日
第24回 行動療法における計画的無視について
行動療法の原則は、良いことに注目、悪いことは無視ですが、何でも無視すればいいと言うわけではありません。無視するには、以下の条件を満たした場合とされています。
(1)身体の不調の訴えではない。
(2)適切な指示と課題の設定や環境を調整してあげられている。
(3)問題行動が注目を集めるためのものである。
この3つがそろった場合に計画的無視を行います。
身体の不調の訴えは、発熱や嘔吐などの身体疾患が明らかな場合のことです。
適切な指示とは、何をすべきか一目でわかるように工夫をしてあげる。
課題の設定は、その子どもの能力を超えないものを出してあげる。
環境の調整は、気が散らないように、あるいは本人の好きな活動やものを管理してあげること。
注目集めの行動かどうかは、その行動が特定の人などがいるときに起こるもので、誰も見ていないあるいは人にわからないように密かにしているものでない行動。
以上が計画的無視の開始の条件です。無視を開始すると当然注目してもらおうと問題行動は一時的に増加しますが、そこを乗り切ることができれば減少していくという経過をとります。いずれにしろ、人は注目された行動が増え無視された行動は減っていきます。
次回は言葉をはぐくむインリアルという手法についてお話しします。 (2007/2/1びぃめ~る54号 小児神経科医 宇野正章)
(1)身体の不調の訴えではない。
(2)適切な指示と課題の設定や環境を調整してあげられている。
(3)問題行動が注目を集めるためのものである。
この3つがそろった場合に計画的無視を行います。
身体の不調の訴えは、発熱や嘔吐などの身体疾患が明らかな場合のことです。
適切な指示とは、何をすべきか一目でわかるように工夫をしてあげる。
課題の設定は、その子どもの能力を超えないものを出してあげる。
環境の調整は、気が散らないように、あるいは本人の好きな活動やものを管理してあげること。
注目集めの行動かどうかは、その行動が特定の人などがいるときに起こるもので、誰も見ていないあるいは人にわからないように密かにしているものでない行動。
以上が計画的無視の開始の条件です。無視を開始すると当然注目してもらおうと問題行動は一時的に増加しますが、そこを乗り切ることができれば減少していくという経過をとります。いずれにしろ、人は注目された行動が増え無視された行動は減っていきます。
次回は言葉をはぐくむインリアルという手法についてお話しします。 (2007/2/1びぃめ~る54号 小児神経科医 宇野正章)
2008年01月28日
第23回 行動療法について-2 ~ルールを作り運用する~
ルールを作る目的は2つあります。1つは「子どもをほめるため」、もう1つは「周囲の大人がどのように子どもと関わればよいかを明確にするため」です。以下のポイントが大切です。
○最初は簡単なもので、家族全員が理解できるものにします。
○望ましい行動がどういうものであるかをわかりやすく子どもに示す必要がありますから、書いて目につくところに貼っておきます。例えば、朝起きたら「おはよう」と言う、外から帰ったら手を洗う、最後に部屋を出る人が電気を消すなど。
○貼っておくだけでなく、チャンスがあれば言葉にして伝えます。
○ルールどおりに出来たら、その場でほめます。あるいはシールや小さなほうびを渡す、目標数たまったら大きなごほうびをあげるなど。
○指示に従わないときは、一定時間1人にさせる・減点するなどペナルティも決めておきましょう。
○叱るときの注意点
(1)その子自身ではなく、その子の「行動」を叱る。
(2)声を張り上げず、声のトーンを落とす。決してだらだらとは叱らない。
(3)(親が)立腹しているときには叱らない。
○子どもに接する態度
どんな状況でも毅然と温厚に子どもに接するように心がける。子どもの挑発にのらないように、親としての「威厳」を保つ。例えば、子どもと同じレベルで言い争いにならないように、叱った理由を説明するときは「ルールだから」以外は言わないなど。
○同じほめ方を続けない。良い行動を実況中継するのもほめることになります。例えば、子どもが手を洗ったら「手を洗ってきたのね」と言うなど。
○親の手に負えないときは、学校の先生などの助言を求めましょう。
行動療法は、子どもを枠にはめてほめることですから、最初は抵抗され症状が悪くなる場合がありますが、ルール通り運用しているうちに行動が改善されてくることが多いです。
次回は悪い行動を無視することの条件などのお話をさせていただきます。 (2006/10/1びぃめ~る52号 小児神経科医 宇野正章)
○最初は簡単なもので、家族全員が理解できるものにします。
○望ましい行動がどういうものであるかをわかりやすく子どもに示す必要がありますから、書いて目につくところに貼っておきます。例えば、朝起きたら「おはよう」と言う、外から帰ったら手を洗う、最後に部屋を出る人が電気を消すなど。
○貼っておくだけでなく、チャンスがあれば言葉にして伝えます。
○ルールどおりに出来たら、その場でほめます。あるいはシールや小さなほうびを渡す、目標数たまったら大きなごほうびをあげるなど。
○指示に従わないときは、一定時間1人にさせる・減点するなどペナルティも決めておきましょう。
○叱るときの注意点
(1)その子自身ではなく、その子の「行動」を叱る。
(2)声を張り上げず、声のトーンを落とす。決してだらだらとは叱らない。
(3)(親が)立腹しているときには叱らない。
○子どもに接する態度
どんな状況でも毅然と温厚に子どもに接するように心がける。子どもの挑発にのらないように、親としての「威厳」を保つ。例えば、子どもと同じレベルで言い争いにならないように、叱った理由を説明するときは「ルールだから」以外は言わないなど。
○同じほめ方を続けない。良い行動を実況中継するのもほめることになります。例えば、子どもが手を洗ったら「手を洗ってきたのね」と言うなど。
○親の手に負えないときは、学校の先生などの助言を求めましょう。
行動療法は、子どもを枠にはめてほめることですから、最初は抵抗され症状が悪くなる場合がありますが、ルール通り運用しているうちに行動が改善されてくることが多いです。
次回は悪い行動を無視することの条件などのお話をさせていただきます。 (2006/10/1びぃめ~る52号 小児神経科医 宇野正章)
2008年01月28日
第22回 行動療法について-1
軽度発達障害だけでなくすべての子どもの子育てにおいて、愛することや居場所を作ること、子どもの気持ちにより添うことが大切なのはいうまでもありません。ただしこの手法というのは、保育者の持って生まれた才能に関わる部分もあり、普遍化することは難しい部分があるのも事実です。少なくとも子どもが育つということは、人を愛することができ、社会で生きるすべや属する社会の文化を身につけさせてあげることです。その手法でわかりやすい子どもとの関わり方が行動療法です。これは保護者の方だけでなくすべての保育士や教師に身につけていただきたい方法です。大まかには以下の内容で構成されています。
1.家庭内ルールを作る。
2.軽度であれば不適切な行動は無視し、適切な行動をほめる。
3.適切な指示
-子供の注意を引き、名前を呼ぶ
-疑問形ではない指示を
-具体的に
-指示は短く、子供の発達段階に合わせ適切に
-因果関係を話し、最後までやりとおす
4.行動チャート
5.プリマックの随伴性
6.正の強化子/作業からのタイムアウト
7.報酬とコストの両方を取り入れたポイント/トークンシステム
8.レベルシステム
9.宿題の時間の設定
10.十代の子供との契約と交渉
次回からそれぞれについて順に説明したいと思います。 (2006/8/1びぃめ~る51号 小児神経科医 宇野正章)
1.家庭内ルールを作る。
2.軽度であれば不適切な行動は無視し、適切な行動をほめる。
3.適切な指示
-子供の注意を引き、名前を呼ぶ
-疑問形ではない指示を
-具体的に
-指示は短く、子供の発達段階に合わせ適切に
-因果関係を話し、最後までやりとおす
4.行動チャート
5.プリマックの随伴性
6.正の強化子/作業からのタイムアウト
7.報酬とコストの両方を取り入れたポイント/トークンシステム
8.レベルシステム
9.宿題の時間の設定
10.十代の子供との契約と交渉
次回からそれぞれについて順に説明したいと思います。 (2006/8/1びぃめ~る51号 小児神経科医 宇野正章)
2008年01月28日
第21回 趣味の大切さについて
一言で趣味といってもいろいろなものがあります。なぜ趣味が大切かについては、いろいろな意見があると思いますが、趣味によっては引きこもりの原因になったり、逆に就労の大きな動機になったりと様々影響があると考えられています。
自分の部屋で一人で、しかもお金もかからない趣味は、社会との接点を持つ必要性がないため、引きこもりの原因になる可能性があります。逆に、一人ではできない活動や外に出て行く必要があるものであれば、人と出会うことが増えて、社会性をはぐくむことや引きこもりを防ぐことが可能になるかもしれません。お金がかかる場合も、仕事でお金を貯めて趣味の活動をするといった働くの動機付けになり得るでしょう。また、遠くに出かける必要がある、お金がかかる、ということであれば、保護者の協力が必要ですから、行動療法的には、子どもが保護者の指示に従う動機の一つになり得るかもしれません。さらに保護者と共通の趣味ができると思春期に保護者から離れることが少なくなるといったことも効用として考えられます。
以上から、引きこもりを防ぐ安全な趣味としては、外に出かける、お金がかかる、親の協力が必要、親と共有できるものがいいでしょう。例としては、すぐに思いつきませんが、昆虫、つり、習い事(スポーツや各種教室)、スキーなどがいいかもしれません。他にもたくさんあると思います。なお、読書は、適度であればいいのですが、過度になるとやはり問題があります。前回までお話しさせていただいたメディアももちろん趣味の一つで、日本小児科医会ではメディア中毒の中に雑誌、漫画、本など紙媒体のものも含めていることを付け加えておきます。
次回は行動療法についてお話しさせていただきます。 (2006/6/1びぃめ~る50号 小児神経科医 宇野正章)
自分の部屋で一人で、しかもお金もかからない趣味は、社会との接点を持つ必要性がないため、引きこもりの原因になる可能性があります。逆に、一人ではできない活動や外に出て行く必要があるものであれば、人と出会うことが増えて、社会性をはぐくむことや引きこもりを防ぐことが可能になるかもしれません。お金がかかる場合も、仕事でお金を貯めて趣味の活動をするといった働くの動機付けになり得るでしょう。また、遠くに出かける必要がある、お金がかかる、ということであれば、保護者の協力が必要ですから、行動療法的には、子どもが保護者の指示に従う動機の一つになり得るかもしれません。さらに保護者と共通の趣味ができると思春期に保護者から離れることが少なくなるといったことも効用として考えられます。
以上から、引きこもりを防ぐ安全な趣味としては、外に出かける、お金がかかる、親の協力が必要、親と共有できるものがいいでしょう。例としては、すぐに思いつきませんが、昆虫、つり、習い事(スポーツや各種教室)、スキーなどがいいかもしれません。他にもたくさんあると思います。なお、読書は、適度であればいいのですが、過度になるとやはり問題があります。前回までお話しさせていただいたメディアももちろん趣味の一つで、日本小児科医会ではメディア中毒の中に雑誌、漫画、本など紙媒体のものも含めていることを付け加えておきます。
次回は行動療法についてお話しさせていただきます。 (2006/6/1びぃめ~る50号 小児神経科医 宇野正章)
2008年01月28日
第20回 子どもの発達とメディアについて(4)
~メディア中毒にならないために~
メディア中毒になっている人への対策として海外では以下のことが推奨されています。
(1)テレビ日誌をつける:意外にテレビなどメディアを利用している生活に気付くことができます。
(2)他のことをしてみる:メディア以外の他の活動リストを作ると、いろいろ他にできることがあることがわかります。
(3)思い切って消す:意外につまらなくても見てしまうのがメディアです。
(4)限度を設ける:制限時間を設けるのですが、親の命令よりタイマーのほうが有効なことが多いようです。
(5)チャンネルを遮断する:海外では、Vチップというものを利用して、勝手にテレビを見られないようにするものがあります。
(6)番組を選んでから見る:毎週見る番組を決め、それ以外は見ないようにします。
(7)ビデオやDVDの活用:録画したものしか見ないようにすると、意外に見ないものですし、毎日の生活のスケジュールが立てやすいといったメリットがあります。
(8)禁断状態を設ける:少し乱暴ですが、テレビを離す、捨てる、など
メディアとの付き合い方の教育は、日本では海外に比べ少し遅れているようです。次回は、趣味の大切さについてお話したいと思います。 (2006/4/1びぃめ~る49号 小児神経科医 宇野正章)
メディア中毒になっている人への対策として海外では以下のことが推奨されています。
(1)テレビ日誌をつける:意外にテレビなどメディアを利用している生活に気付くことができます。
(2)他のことをしてみる:メディア以外の他の活動リストを作ると、いろいろ他にできることがあることがわかります。
(3)思い切って消す:意外につまらなくても見てしまうのがメディアです。
(4)限度を設ける:制限時間を設けるのですが、親の命令よりタイマーのほうが有効なことが多いようです。
(5)チャンネルを遮断する:海外では、Vチップというものを利用して、勝手にテレビを見られないようにするものがあります。
(6)番組を選んでから見る:毎週見る番組を決め、それ以外は見ないようにします。
(7)ビデオやDVDの活用:録画したものしか見ないようにすると、意外に見ないものですし、毎日の生活のスケジュールが立てやすいといったメリットがあります。
(8)禁断状態を設ける:少し乱暴ですが、テレビを離す、捨てる、など
メディアとの付き合い方の教育は、日本では海外に比べ少し遅れているようです。次回は、趣味の大切さについてお話したいと思います。 (2006/4/1びぃめ~る49号 小児神経科医 宇野正章)

