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Posted by 滋賀咲くブログ at

2008年01月29日

体験談 ~親の立場から~5

●子どもの学年:小学6年生●診断時期:小学1年生●診断結果:グレーゾーン

 うち子が小1の時に専門機関に相談した時、発達障害の判断基準は「生活に支障があるかどうか」だと言われました。確かに困る事は多いのだけど、生活できない程でもないし.. と、グレーゾーンのまま、現在小6です。親から見るといいところもあるし、年々確実に成長していると思うのですが、小1~5年の間は「生活習慣が身につかない」「集中力にムラがある」など、担任には一度も褒めてもらえませんでした。
 ところが6年になった時「クラスで一番注目の上昇株だ」と、はじめて担任にいい事を言ってもらい、それを励みにずいぶん勉強をがんばる事ができました。2学期末の面談でも、とても評価してもらえたのですが、同時に「精神的に他の子と比べてとても幼く、行動に特異なところもあるので、中学生になったらいじめられるかもしれない。もしいじめられても、しっかり自分を持ち続けていられるように、もっと成長しなくては」とも言われました。厳しくもしっかりと個人を見て、評価してくれた先生に感謝です。
 よく子どもには「アンタは磨けば光る玉、でも磨かないと光らないから、うんとガンバレ!」とおだてたり、けなしたりしていますが、実はこれは本心です。いつかどこかで天才的な才能が花開けばいいなぁ、と結構期待しています。(小6の母)
  


Posted by Becafe at 15:13Comments(0)体験談~親

2008年01月29日

体験談 ~親の立場から~4

●子どもの学年:中学1年生●診断時期:3歳●診断結果:自閉症

 娘は現在、地域中学校特別支援学級の1年生です。知的障害を伴う自閉症と診断されたのは満3歳の時です。小学校入学と同時期にたんぽぽの会に入会し、知的障害は軽度でも、自閉症の部分に焦点を当てて支援していくことの大切さを学びました。
 娘の生きづらさは、勉強ができないことでなく、コミュニケーションの困難さと普通圏大多数の人との感覚の違いにあります。今後控える就労でも目に見えないこの部分が問題です。「発達障害があります」と伝えれば必要なサポートを受け、就労し、収入を得て、余暇を楽しみ、生涯、自尊心を持って生きていける社会になることを願っています。(中1女の子の保護者)
  


Posted by Becafe at 15:06Comments(0)体験談~親

2008年01月29日

体験談 ~親の立場から~3

●子どもの学年:中学1年生●診断時期:●診断結果:

 私は三男の本当の意味で発達障害に気付くまでは先生や検診で言われてもなかなか自分の子供は大丈夫って思いたい心理があり受け入れる事が出来ませんでした。そのため自分の躾が悪いのだと思い虐待と言えるほどの事を子供にしてきた事を悔やんでいます。もっと早くわかってあげる事が出来たら・・・。
 今では夫も担任とも子供の特徴を理解し障害を含めてこの子を認める事が出来るようになりました。また、私達が理解してあげている事で子供のパニックもほとんど無くなってきました。(中1母S・A)




  


Posted by Becafe at 15:04Comments(0)体験談~親

2008年01月29日

体験談 ~親の立場から~2

●子どもの学年:小学2年生●診断時期:小学1年生●診断結果:診断名なし

※「言語性、動作性、全検査」の項目でIQ(群指数)の指標が示してありました。うちのこの場合は手先が不器用で今後漢字の習得が困難になる可能性があるということでした。学習面で先生が今後もフォローしてくださるようです。また、視覚的な記憶が苦手なため、耳からの情報を重視して伝えるようにとのアドバイスもあり、大変助かりました。

 我が子の場合、小さい頃から「元気な子」で、気が散る、かんしゃくを起こすなどの行動に手を焼いていました。小学校に上がってから学校の先生とお話して、専門の先生にテストをしていただくことに。「発達障害」という言葉は雑誌などで知っていましたが、テストを受けること自体に初めはショックでした。でもそのテストは「発達障害」という病名をつけることが目的ではなく、子供の得意分野、不得意分野を理解するためのものだったので、受けて本当に良かったと思います。
 私自身、しつけのためと思って必要以上に叱る事が減り、学校の先生も子供の特性を理解し、適切な対応や学習方法を指導して下さるようになりました。今後は子供の気になる行動を心情理解したうえでフォローして、ワクワクするような隠れた才能を導き出してあげられたらな・・・と思っています。
  


Posted by Becafe at 15:02Comments(0)体験談~親

2008年01月28日

体験談 ~親の立場から~1

●子どもの学年:中学3年生●診断時期:未受診●診断結果:なし

 多動性注意欠陥(ADHD)ではないかと疑ったのは、5歳あたりの頃です。その傾向が一番ひどかったのが、小学校低学年頃でした。学校の先生に「うそばかりつく。」、「いくら注意してもそれが心まで届かない」と言われました。彼は、家の外での話の内容が理解しにくかったようです。うまく意思伝達ができないことから、友達との間に誤解が生じたりしました。あらゆるところでトラブルを起こし、親から見ればものすごく心配でした。
 そこで、「でもね。」と私は考えました。ここが分岐点だったように思います。ADHDだったとしても、彼の個性だから、その生き方を尊重しようと、心豊かに育てようと決めました。彼が理解しにくいことは、何度も何度も説明して、彼からの話も聞きながらとりあえず、自分の言葉で、相手に伝えられる器量をつけようとずっとやってきました。親がまっすぐに彼と向き合えば、彼もまっすぐにむかってきてくれるだろうと、今までやってきました。
 きっと彼が成人するまで、その作業はかかるでしょう。でも、今15歳の彼は、その甲斐あってか、学校生活の中で普通にやっていけます。



  


Posted by Becafe at 21:05Comments(0)体験談~親